・治安はかなりよい。
身の危険を感じることは全くありませんでした。強いて言うと白タクらしき人が空港などでもいるので、注意することくらいでしょうか?そもそも先方はこちらが日本人であることに気づきませんので、観光客として狙われることはまずないかと。
・物価は日本の半分程度
物価は決して安くないです。だいたい日本の半分くらい。ペットボトルの水が3元(約50円)。大衆食堂で1食15~20元(約250~350円)。それなりのレストランに入るとディナーで一人200~300元(約3000~5000円)というような感じでしょうか?実は交通機関は安いです。バスが1元(15円)、地下鉄が2元(30円)タクシーは適当に乗って25元(約400円)くらい。タクシーは安すぎるためか売り手市場で、あまり近くだと乗せてもらえません。
・人々は楽しそうに生活している。
人々は比較的楽しそうに生活しています。あまり暗い顔はなかったです。携帯電話をずっと見ながら地下鉄に乗っているシーンなどは、日本とほとんど変わりません。
・経済成長はまだまだこれからという感じ。
成長著しく東京より進んでいる部分もある上海と比較すると、へ~~と驚くようなことはあまりなかったです。北京はまだまだ政治の街であり、経済はこれからなんじゃないかと思います。
・サービスの概念はすっかり定着している。
もともと、共産主義の中国では「サービス」の概念がなく、お金を払っても頭を下げてくれない、ニコニコしない、ありがとうも言わない、何を言っても「メイヨ、メイヨ(=ありません)」と言われるというようなことが20年前にはあったと思いますが、今やそんなことはありません。どこに行っても「謝謝(シェシェ=ありがとう)」の声が聞こえないことはなく、バスに乗っても、地下鉄に乗っても、タクシーに乗っても、食堂で注文しても、どこでも「謝謝」「謝謝」です。
一番驚いたのは入国管理局の場所でもそれが徹底されていたことです。「謝謝」はもちろんのこと、カウンターの前にアンケート調査用の押しボタンがあり、入管の担当者が「感じよかったか」「悪かったか」などを利用者が評価できるようになっています。これはアメリカなどであると聞きましたが、日本でも導入されていない制度ですので、驚きました。
とにかく、もう国営企業だからサービスが悪いとか、ここは民営だから大丈夫とか、そういう区分すら分からないくらいに、なってました。これは大きな進歩ではないかと思います。
北京という街、はっきり言ってそんなに見るところもなく、今後、純粋な観光で来ることはまずないと思いますが、とにかく一度は見てみないと分からないことだらけですので、今回の訪問は有意義でした。
楽しい2日間をどうもありがとう!>北京の皆さん
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