朝の散歩でストック経済を実感する





私は今週夏休みをいただいておりまして、のんびりしております(実は結構仕事してますけど)。

せっかくなので、いつもと違うことをしようと思いまして、朝起きたら1時間くらい自宅の周りを散歩しています。うちの周りは都内の割には起伏が多く、この写真のような東京らしくない風景も見られて、なかなか楽しいです。

で、歩きながら色々と考えるわけですが、まあ、建物の多いこと。あたり前ですが、オフィスビル、マンション、一軒家、大小様々な建物がずっと建っています。歩いていると、ずっと建物が目に入るわけです。何かを考えないわけにはいかなくなります。

(1)最初に思ったのは、こんなに沢山の建物があり、その何割以上かは個人所有、あるいは家族経営の法人が所有している訳ですから、日本には資産持ち、お金持ちが多いんだなあということでした。彼らは働かなくても、働くよりも多くの収入を得られるんだなあと。うらやましいなあと。自分がその仲間入りするにはどうすればいいのかなあと思いました。

(2)次に思ったのは、特に一軒家でとても古い建物が多いということです。30年以上前に建てられていて、あまり手入れがされていない。資産価値は数千万円以上あると思われるものの、おそらくその人は今の収入では買うことができないと思われる。つまり、維持費がかからないのでそのまま住んでいるが、その人はその家に見合った収入水準ではない訳です。これって何なんだろうかと、何か矛盾を感じたのです(もちろん、その人がその家に住むのは自由なんですが)。

(3)最後に思ったのは、それらの一軒家を賃貸に貸し出すといくらになるのだろうかということでした。せいぜい月20万円くらいでしょう。そうすると、現在価値いくらなのか。ここは判断基準が難しいところですが、5000万円はいかないんじゃないかと思います。もちろん、賃貸と売買は別の相場で動いていますから、単純に賃貸での価値だけで物件価格を出すことはできませんが、とにかく、膨大な量の古い一軒家を目の当たりにして、「この資産って、今後どうなっていくんだろうか」と興味を持ちました。

いやあ、東京の不動産、今後どうなっていくんでしょうね。
ここで何かうまく立ち回れば、平成の森ビルになれるかもと思いました(笑)。


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