もうHDDは古い。これから買うならSSD搭載が絶対オススメ!(デジタル仕事術)


中康二のデジタル仕事術ですが、今回はパソコンの選択方法について一つだけ原則を書きたいと思います。それは「これからパソコンを買い換えるならHDDモデルではなくて、SSD搭載モデルを買おう」ということです。

HDDとは、ハードディスクと言われるものです。パソコン文明がこの地球上に登場して間もない時から長年親しまれてきた記憶媒体です。この金属のディスクを高速回転させて、ヘッドをカタカタ動かしながら高速でデータを読み書きする仕組みのものです。これです。

今回の記事の趣旨は、このHDDとはもうおさらばしようというものです。HDDとおさらばしてどうするのか、代わりにSSDというものを使おうというのです。

SSDとは、ソリッド・ステイト・ドライブと言われるものです。これはメモリーカードで使用されてきたフラッシュメモリが大容量になったことを受けて、HDDの代わりに使うことを目的として開発されたものです。これです。

今や64GBのメモリーカードが1万円以内で買える時代です。それを2枚使えば128GBのSSDができちゃうわけです。

では、どうして私はSSDモデルを強く推奨するのか。SSDには「耐衝撃性能が高い」「軽い」「薄い」「省電力」など様々なメリットがありますが、何よりも最大のポイントは

「高速読み書きが可能であり、結果としてパソコンがサクサク動く」

ということをあげます。SSDは早いのです。スマホがサクサク動くのもHDDではなくてSSDを採用しているからです。パソコンはCPUの性能競争を繰り返してきて、今のCPUは物凄い高速動作をするようになっていますが、一方でHDDを使っているようではその性能を出し切れていないのです。HDDをSSDに変えるだけで、従来であれば性能が充分ではないと思われていたCPUでも、サクサク動くようになるのです。

かといって、今お使いのパソコンのHDDをSSDに載せ替えようというようなマニアックなことを言うつもりはありません。ただ、パソコンを買い換えるのであれば、その時にはHDD搭載モデルではなく、SSD搭載モデルを選ぶようにしてみてください。本当に騙されたかと思われるくらいにサクサク感が違いますよ。

(追記)
・最近、HDDにSSDを追加したハイブリッドHDDというのが登場しており、なんとなく興味をひかれるのですが、こういうのはバッサリと切り捨てます。今のモバイル時代に可動部分のあるHDDをいかなるカタチであれ採用しようというのはもう発想が古いです。
・2014年夏現在の最大の問題はSSD搭載モデルが圧倒的に少ないということです。パソコンメーカーには本当に早急なHDDからSSDへの移行を望みます。この点でAppleは先頭を走っています。MacBook Airなんて、SSD搭載なしにはありえない製品でした。

僕が今現在使用しているパソコンはこれです。当然SSD搭載モデルです。
非力なAtom CPUを採用している割にはかなり快適に動きますよ!


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