Windows8を使いこなす6つのコツ(デジタル仕事術)


MacとかLinuxを使うのではない限り、泣いても笑ってもお世話にならざるを得ないWindows8。今回のデジタル仕事術では、このWindows8を使いこなす6つのコツをまとめてみたい。

(1)「Classic Shell」を使って、スタートメニューを復活させる。

これは絶対におススメします。ナマのWindows8は本当に不便です。もうこれは慣れとかそういう問題ではなくて、本当に不便なんです。残念ながら設計思想がおかしいのです。だからこそ、マイクロソフト社ももう次のWindowsを計画しているのです。だから、Windows8に慣れようなんて思わずに、素直にスタートメニューを復活させることをおススメします。Classic Shellというフリーウェアを入れましょう。簡単です。


(2)2つのモードを理解する。

Windows8は、旧来のWindowsにタブレット用の画面をかぶせた設計になっています。従来のWindowsの画面のことを「デスクトップ画面」、タブレット用の画面のことを「Modern UI」と言います。この2つの画面があって、これを切り替えながら利用するのがWindows8なんだということを最初に理解してください。せっかくWindows8を使用するのであれば、Modern UIも活用することをおススメします。

これがModern UIです。

これがデスクトップ画面です。

(3)Windowsストアアプリもタスクバーに表示する。

Modern UI用のソフトのことを「Windowsストアアプリ」と呼んでいます。それはWindowsストアという専用のダウンロードサイトからしかダウンロード提供されていないからです。Windowsストアアプリにも魅力的なものはあります。例えばLINEとか、Metamoji Noteなどを私はよく使っています。この時にちょっとした便利な設定というのが「Windowsストアアプリもタスクバーに表示する」という機能です。


デスクトップ画面の下のタスクバー上で右クリックして、「タスクバーとナビゲーションのプロパティ」を表示させて、真ん中のあたりにある「Windowsストアアプリをタスクバーに表示する」をONにしてください。

(4)使用しないWindowsストアアプリはざっくりアンインストールする

初期状態のWindows8には、様々なマイクロソフト社製のアプリがインストールされています。「Bingなんちゃら」とか「OneDrive」とか見慣れないものが沢山Modern UIの画面に並んでいると思います。これらの中で、訳がわかんないと思うものはまずざっくり削除していいです。基本はアンインストールしていいです。アンインストールできないものは「スタート画面からピン留めを外す」を選んで、見えないようにしてしまいましょう。それで寂しいなと思うのでしたら、代わりに少しでも使用するWindowsストアアプリを並べるようにしましょう。

もう一度インストールすることもできますので、安心してください。

(5)Microsoftアカウントは作成しましょう。

Windowsストアアプリをダウンロードするには、Microsoftアカウントが必要です。そしてそのMicrosoftアカウントをWindowsの認証に使用する設定にする必要があります。Windows8を使用するのであれば、Microsoftアカウントは必須であり、使うものだと思ってください。

どうせなら、「@outlook.com」のアカウントを作成してGmailと併用することをおススメします。Gmailばかりに頼っていると何かあった時に困りますし、「@outlook.com」はGmailの代替手段となる事実上唯一の選択肢です。

(6)ドキュメントを規定でOneDriveに保存しないようにする

Microsoftアカウントを作成してWindows8を使用するようになると、従来のマイドキュメントの代わりにOneDriveにファイルを保存するように誘導されるようです。OneDriveとは、クラウド上のファイル置き場であり、Dropboxのようなものです。大事なファイルをクラウド上に安易に置くことはあまり推奨できませんので、これは保存しないようにすることをおススメします。

ただし、OneDriveの機能として、Windowsの設定を保存できるという機能があります。これは再インストールしたりマシンを移行するときには便利ですので、使用してもいいかなと思います。

という訳で、Windows8に手を焼いている方は上記の内容を参考にしてみてください。


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