2014年 あけましておめでとうございます


よい天候に恵まれ、2014年がはじまりました。皆様、あけましておめでとうございます。

今年の年越しはFacebookで新年のご挨拶を多くの人と交わして、時代の変化を痛感いたしました。

20年以上前、私がソニーの新入社員だった頃、毎晩ニフティサーブに熱中していました。噂をききつけた職場のお姉さまから「中君はパソコンを使って誰とお話しているの?」と聞かれて「日本の知らない人です!」と答えたことが思い出されます。ネットを介したコミュニケーションは当時、全く一般的ではありませんでした。自分がなぜその世界に入ってしまったのかはなんとも言えないのですが、そこに新しさを感じて、また居心地のよさも感じていたのです。

それから20年が経過しました。今やブロードバンドとパソコンとスマホが当たり前の時代になりました。ニフティがインターネットにかわり、Mixi、Twitter、Facebookと移り変わりながらも、僕はずっと同じようにネットを介したコミュニケーションに熱中してます。その間、自分より若い人はもちろん、年齢が上の人もどんどんネットに参加するようになってきました。

特にFacebookの衝撃はすごいですよね。実名制ネットワークですから、「日本の知らない人」じゃなくて「世界の実際に知っている人」とつながりが持てるようになりました。長年、別々の存在としてそこにあった「ネット上の人間関係」と「リアルな人間関係」が一緒になってしまったのです。

僕は元々、何百枚も年賀状を出していた人なのですが、年越しから皆さんとFacebook上で新年のご挨拶を交わしながら、ついに年賀状の必要はなくなったなと思いました。近況はいつも報告しあっているわけだから、年に一回、ハガキを交わす必要なんかないのです。さらにネット上に「見えない賀詞交換会場」があり、リアルタイムに挨拶を交わすことができるのです。人と人の繋がりとしてはこれでいいじゃないか、いやこの方がいいじゃないかと思いました。

「Facebook疲れ」などというキーワードをちらほら目にします。実際、いつかはみなさん飽きてしまうでしょう。でも、形やサービス名称は変わっても、ネット上のコミュニケーションが私たちにとって当たり前であることは今後も変わらないでしょう。もう昔に戻ることはないでしょう。

地球文明に現れた「インターネット革命」。この先、どこまで行くのか、興味津々ですし、自分もその運営側に回りたいと思いました。これは私の今年の新年の抱負です!お楽しみに。







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