モバイルルーターはもう要らない。これからはSIMフリースマホでテザリングするのがおススメ!(デジタル仕事術)


(2017年8月追記)最近、FreeTELの通信速度が極端に遅くなってます。そのため、この記事で書いた内容はオススメできません。最新のオススメ方法は別に記事を書きますね。


今はなきイーモバイルから「Pocket WiFi」が登場して以来、モバイルルーターを持ち歩くのがモバイラーの常識でした。

そういう時代もそろそろ終わったねというのがこの記事の趣旨です。

モバイルルーターの宣伝トークの常套句といえば、 
「月額固定料金で使い放題」 
「高速インターネット」 
「家の光ファイバーが不要に」 
みたいなものでした。 

しかし、実際には家で光ファイバーの代わりみたいに使うユーザーが大量発生すると、モバイルブロードバンドのサービスが破たんするのは当然のこと。通信帯域がいっぱいになって、ユーザークレームが発生して、まともなユーザーが離散してサービス終了となります。

ありえないイーモバイルは、実はあまり使わない法人ユーザーを大量に抱えていたせいか、かなり長い間この作戦で生き延びてきましたが、ソフトバンクとの合併のころから様子がおかしくなり、「3日間1GB制限」「月7GB制限」などを導入しだして、存在価値を失っていきました。 

次に登場したUQ WiMaxもほぼ同じような道筋をたどって、しかもこちらはWiMaxのカバーエリアが狭すぎて、当初から実用性すら欠くような次第でした。今や存在価値なしといえるでしょう。 

では、これからは何を使えばいいのでしょうか? 

それがSIMフリースマホです。 
SIMフリースマホに、格安SIMを入れてテザリングで使うのです。

わたくしはこの使い方をおススメします。  

<この使い方の特長>

(1) SIMフリースマホは安いので、好きな機種を選べます。私は数年前に香港から個人輸入したXperiaを使っていますが、最近は格安SIMの会社が国内で販売しているので、それらを買うことをおススメします。 

(2) スマホでテザリングしているとすぐにバッテリーがなくなってしまうのではないかと心配される方がおられるかもしれませんが、スマートフォンでバッテリーを消費するのは液晶画面です。モバイルルーターとして使う分には液晶画面はほとんど使用しませんので、いつも画面を切っておけばバッテリーはかなり長持ちします。 (わたくしはカバンにモバイルバッテリーをしのばせていて、適宜充電してます)

(3) 格安SIMは最低契約期間がないものが多いです。ですから、以前のモバイルルーターのように2年縛りに縛られることはありません。また、固定料金のないプランもありますから、使わない月は最低料金だけで済ませるというように、自由度が高いです。またSIMを複数枚持つこともありでしょう。 

(4) SIMフリースマホを一台用意しておけば、海外でも現地ISMを装着して便利に使えます。実は多くのモバイルルーターでも現地SIMを使うことは可能ですが、現地SIMを使うにはショートメッセージでのアクティベーションが必要な場合もありますし、音声通話ができるスマホのほうが自由度が高く、何かと便利なのです。 

(5) サブのスマホとして日常的に使うこともできます。iPhoneしか持っていない方で、夕方にバッテリーがなくなって困るというような方は多いと思います。モバイルルーターの代わりにスマホを2台持ちしていただくことで、そんな場合でも何とか乗り切ることができます。 

どうでしょうか?ご納得いただけますでしょうか? 

そんなことなら自分のメインのスマホでテザリングするよと言われる方もおられると思います。もちろんライトな方はそれでいいと思いますよ。ただし、スマホだけでも月間5GBとか使ってしまう方も多いと思いますので、パソコンも含めてまともに使おうとするとメインのスマホ一台だけではパケット容量が不足するんじゃないかと思います。ちょっとしたミスで「3日間3GB」「月7GB」の上限を超えてしまったりすると、しばらくネットが使えない生活になってしまいます。1台で全部済ませるというのは意外と大変なんですよ。

ところで、(1)のどんな機種を選べばいいかということなのですが、どうせメインのスマホとは違って、単なるモバイルルーターの代わりですから、極論するとなんでもいいのです。しいて言うならバッテリーの持ちが良いほうが便利だと思います。Freetelの「Priori3S」というモデルはバッテリーが通常の倍の容量になっているとのことですので、よろしいのではないかと思います。 


また、(3)の格安SIMの選択ですが、わたくしはFreetelをおススメします。Freetelは使っただけ料金ですので、利用に応じて支払うことができます。使わなければ1000円未満で済み、いっぱい使ってもせいぜい3000円です。また従量制ということは、大量の通信を行うヘビーユーザーには嫌われますので、今後もそれほど通信が混雑することは考えられません。こちらもおススメします。 


モバイルルーターをお探しの方、もうモバイルルーターはやめて、SIMフリースマホのテザリングにしましょう! ではでは。

※あと、モバイルユーザーには実はWindows10を使うことをおススメします。Windows10には無線LANに「詳細オプション」というのがあり、ここで「従量制課金接続」を選択できます。こうすることで、外出時にWindowsアップデートのような大量通信を自動的に停止できます。これは結構大きな違いになります。






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