いきなり人気のバスタ新宿、もう少し大きく作ったほうがよかったんじゃないかな。



昨年、新宿駅の南口のエキウエにオープンしたバスタ新宿。日本最大規模のバスターミナルだという。なんとなく、飛行機や新幹線が主流の時代にどうしてバスターミナルなのかという考えも出てきますが、実際はその逆で、全国に高速道路網が普及した今、実は長距離バスの利便性が高くなっていて、夜行便を中心に利用者も増えていっているようです。どんなものなんだろうと、ちょっと覗いてきました。

ビル自体は大きく見えますので、かなり立派な施設ができたのだと思っていたのですが、中に入ってみますと、肝心のバスターミナルは4階のワンフロアだけで、意外と狭いのです。

平日の夜9時ごろですが、待合室はほぼ満員状態です。

乗り場はこんな感じです。まあ簡素ではありますが、バス乗り場としてはこんなもので必要十分と言えるでしょう。

これが出発便の電光掲示板です。遠距離、中距離、近距離と、ものすごく沢山のバスが出発していくのがお分かりいただけると思います。

その割に、乗り場は4階のワンフロアだけで、なんと12個しかないのです。(3階がバス降り場と、タクシー乗り場になっています)

なので、 混雑する時間帯になると10分おきに同じ乗り場からバスが出発していくようなことになります。同じ乗り場から10分おきですからね。意外と忙しいですよ。さあバスが来た。一人一人の荷物を積み込んで、チケットをチェックして、乗車させて、さあもう出発というような感じになります。

空港をイメージしていただくと、だいたい一つの搭乗口で1時間おきくらいに飛び出していくんじゃないかと思います。短くても30分おきくらいですかね。それと比べても10分おきに1便送り出すというのはかなり忙しいのじゃないかと思います。

以前、ヨドバシカメラの前にあった中央高速バス乗り場をご存知の方は分かると思いますが、あの忙しさをそのままに、規模を10倍くらいにしたようなのがバスタ新宿という感じです。

なので、私としてはもう少し大きめのサイズのバスターミナルを作ったほうがよかったんじゃないか。または第二第三のバスタ●●を、東京の他の駅にも作っていく必要があるかなと感じた次第です。

バスタ新宿(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E6%96%B0%E5%AE%BF
国土交通省が企画して誕生したようですね。

(余談)バスタ新宿ができたのはつい先日だと思っていたのですが、よく調べてみたら実は開業して1年も経過していた!と知り、自分は浦島太郎のような気分になりました(笑)




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