赤ちゃんが来て、人生が少し変わった気がします(新人パパ奮闘記)




新人パパとして奮闘中の私(そろそろ二か月です)。

赤ちゃんが来て、いいことがいっぱいあって、何と表現したらいいのか、文章にするのが難しいのですが、やっぱり今しか書けないことがあると思うので、今回も文章に残しておきたいと思います。

(1)赤ちゃんとの関係はギブアンドギブアンドギブ

物心ついて以来、私は全ての人と対等であるという前提の人間関係の中で生活してきました。現実はどうであれ、少なくとも私はそう思ってました。

たとえ自分が新入社員であっても、自分のことは自分でするし、言いたいことは言わせてもらう。

社長と社員という関係であっても、社員が自分で仕事をして、稼いでくれた分で給料を払ってるだけで、自分が何か守ってあげているわけではない。

被災地でボランティアをしているとしても、あくまで緊急措置としてお手伝いしているだけで、できることは自分でしていただくし、それが終われば自立していただく。

なんて言えばいいのでしょうか。自分のことは自分でできる独立した人間だけがそこに存在していて、お互いにギブアンドテイクしていて、全てそうであるという風に思っていました。

ところが、赤ちゃんとの関係は全く違いました。

例えば、お腹すいたと泣いてる時、親がミルクを与えなければ、彼はどうすることもできないのです。げっぷしたい、おしっこした、うんちした、寒い、暑い、どんな状況においても「自分のことは自分でしよう」なんて言えない訳です。

これはなんだか新鮮な印象を受けました。今までの人間関係と違うなと。もちろん、頭では分かっていましたけどね。実際に体験してみて、あ〜そういうことなのかと気づかされたのです。

(2)ギブした分だけ自分の一部のように感じる

そうやって面倒を見れば見るほど、赤ちゃんのことを自分の作品というか、自分自身の一部のように感じるようになります。

これは当たり前のことかもしれません。自分で畑を耕して、タネをまいて、一生懸命育てた花が咲いた時、それは自分の作品だと感じるでしょうし、それを誰かに踏まれたらすごく怒る、それと同じですね。

ある先輩パパに「これ以上ないくらいかわいいペットみたいなものだよ」と言われました。その時は人間とペットを比較するのはどうなのかと少し引っかかりましたが、確かにその通りなんです。

ですから、どうして赤ちゃんがかわいいのかというと、それは単に身体が小さいとか、目が大きいとか、そういうことだけではなくて、「自分が面倒見てるから」かわいいんだと思うのです。面倒を見れば見るほど、かわいく感じる。上手くできてるなと思うのです。

(3)頼られることを幸せに感じるようになる

そんな親の気持ちを知ってるかのように、赤ちゃんはものすごく頼ってきます。うえ〜んうえ〜んと泣きながら、ミルク飲ませろ、げっぷさせろ、おむつ替えろ、抱っこしろ。。。。

実際には何をしてあげれはいいのか分からないことも多いのです。万策尽きて疲れ果てて、仕方なくお腹の上に寝かせたり。。。

そんな結果、満足そうな表情を見せてくれた時の幸せ感にはなんとも言えないものがあります。

また、何もしてなくても、単に朝起きた時、抱っこしてる時、かわいい顔をみせてくれるだけで幸せを感じます。

自分の一部である赤ちゃんが自分が面倒をみることで喜んでいて、そして日々成長していく。そして彼がいつか話すようになり、人間になっていく。

その過程を自分がクリエイトできる。そこで感じる幸せ感。こんなすごい経験はなかなか他にはないなと思いました。

今のところ、日々そんなことを感じながら、赤ちゃんの面倒をみてます。早くお話ししたいなー。

※赤ちゃんネタは尽きないので、また書きますね!














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