新しい通信規格「5G」とは何なのか。新型コロナの原因というのは本当なのか?
ちょっと調べてみました。
ちょっと調べてみました。
(1)5Gの周波数帯域は2つに分かれている
国際規格では下記の周波数帯域が設定されているようです。
サブ6 400〜6000MHz帯
ミリ波 24〜50GHz帯
日本では下記の周波数帯域が各社に割り当てられたようです。
サブ6 3.5~4.5GHz帯
ミリ波 28GHz帯
この両者を組み合わせることで大容量/高速/低遅延通信を実現しようというのが5Gの特徴のようです。
特にミリ波を民生用製品で大々的に利用するのは初めての試みであるので、人体に与える影響を危惧する人もいるし、新型コロナと関係しているというような話もあるということだと思います。
特にミリ波を民生用製品で大々的に利用するのは初めての試みであるので、人体に与える影響を危惧する人もいるし、新型コロナと関係しているというような話もあるということだと思います。
(2)当面はLTEとの並行運用が続く
電波が遠くまで届き、建物の向こうまで回り込むなど、使いやすい特性を持つ通称プラチナバンドが800~900MHzであることを考えると、日本で割り当てられた5Gの帯域はサブ6であってもかなり高周波であり、電波は届きにくいと思われます。
参入当初のソフトバンクがプラチナバンドを割り当ててもらえず、1.5/2.1GHz帯だけで運用していた際にかなり苦戦したことを考えると、これは間違いないと思われます。
というわけで、現在プラチナバンドを使っている3GやLTE(4G)が廃止されて5Gに置き換えられていくまで、5GはLTEと並行して運用されることになると思われます。
参入当初のソフトバンクがプラチナバンドを割り当ててもらえず、1.5/2.1GHz帯だけで運用していた際にかなり苦戦したことを考えると、これは間違いないと思われます。
というわけで、現在プラチナバンドを使っている3GやLTE(4G)が廃止されて5Gに置き換えられていくまで、5GはLTEと並行して運用されることになると思われます。
(3)ミリ波の実用化はかなり先になりそう
ミリ波こそが5Gの特徴である大容量/高速通信を実現する鍵になると思われますが、ミリ波は100m程度しか飛ばないとも言われます。そうすると電柱ごとに基地局を配置するとか、ビルの各フロアに基地局を配置するくらいのイメージになります。
というわけで、ミリ波が実用的な水準を実現するのは少し先になると思われます。
現在5G対応をうたうスマホでもミリ波対応のものは少ないようです。ただし、ソフトバンクが持つ旧ウィルコムの基地局がアドバンテージを発揮する可能性がありますね。
というわけで、ミリ波が実用的な水準を実現するのは少し先になると思われます。
現在5G対応をうたうスマホでもミリ波対応のものは少ないようです。ただし、ソフトバンクが持つ旧ウィルコムの基地局がアドバンテージを発揮する可能性がありますね。
(4)各キャリアは今後も組み合わせアプローチを取ることになる。
上記のことから、各キャリアは一斉に5Gに移行するということではなく、既存のLTE/サブ6/ミリ波の3つを組み合わせてその時その時の最適化を図ることになると思われます。
(結論)新型コロナとの関係は真偽不明。急いで乗り換えるほどではない
新型コロナとの関係については、個人的には真偽不明だと思っています。何年かあとに答えが分かることになるでしょう。
また上記で考察したとおり、5Gになれば全てがうまくいく感じでもないので、急いで端末を買い替えたり、キャリアを乗り換えるほどではないと思っています。
新型コロナとの関係については、個人的には真偽不明だと思っています。何年かあとに答えが分かることになるでしょう。
また上記で考察したとおり、5Gになれば全てがうまくいく感じでもないので、急いで端末を買い替えたり、キャリアを乗り換えるほどではないと思っています。
ではでは。
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